徳島大学

大学と学部について

徳島大学は、1949年に徳島県内にあった旧制学校が母体となって成立した大学です。
現在は5学部、3研究部と7教育部があります。

四国唯一の歯学部がある大学で工学部の学生数は中国地方と四国地方の国立大学工学部では最大です。
徳島大学は理系の学部と大学院が充実している大学で、薬学部は薬学科と創製薬科学科に分類することができます。
薬剤師国家試験の受験資格が取得できるのが薬学部の薬学科になります。
6年制の学科で徳島大学の蔵本キャンパスに学部がある学科です。

この学部のアクセスは、JR徳島線の蔵本駅から徒歩5分の距離にあります。
また徳島市営バスを利用する場合には中央病院・大学病院前バス停か医学部前バス停を下車して1分の距離にあるキャンパスです。

薬学科について

徳島大学薬学部の薬学科では、臨床の現場で指導的役割を担うことができる高い能力を備えている薬剤師を養成することを目指している学科です。
カリキュラムとしては薬学部の新たな教育理念であるインタラクティブの育成に則り、自分自身の能力を客観的に把握できるための全学共通教育を行っています。

この教育により基礎科学の幅広い知識や科学的思考の柔軟な考えを身につけさせるだけでなく、豊かで人間性の高い倫理観とコミニケーションを養わせる教育を行っている学科です。
専門教育の前半では薬学の基礎科目を十分に習得させた後に学生の適性や能力を踏まえて専門性の選択や薬学における目標を確立させています。

専門教育の後半では臨床の現場での指導的役割を担う高い能力を備えている薬剤師の様子を目的としています。
そのため医療系薬学分野の講義や演習を通じることで医薬品の使用に関する知識や性質を担うことができる高い能力を備えている薬剤師の養成が目的です。
4年次に実務実習の事前学習や教養試験を受験させることで、5年目以降に関しては医療薬学や病院実習と薬局実習を実施させています。
これらの実習を通じることで問題解決の能力や課題発展の能力、研究マインドや医療ニーズに対応できる能力を習得させています。

国家試験について

必要な履修を行うことで薬剤師国家試験の受験資格が取得でき、薬剤師試験の受験が可能です。
第100回の薬剤師国家試験では61人は受験をしており50人は合格している実績があります。
合格率は81.97%と平均合格率より高い合格率を維持している薬学科です。

第100回の薬剤師国家試験の前までに関しては40人前後の合格者数でしたが、第100回で合格者数を50名と合格率の変動よりも合格者数が大幅に増えた大学になります。
この変化については、薬学部薬学科の教育研究目的はそれ以前と変更されたことによる結果です。
新しい教育理念や教育方法により薬剤師国家試験の合格者数を伸ばす可能性があります。