東京理科大学

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大学と学部について

東京理科大学は新宿区神楽坂に本部がある私立大学です。
大学設置が1949年で8学部33学科ある日本でも代表的な規模の理工系総合大学です。

こちらの大学は、学部の卒業生のうち60%が大学院修士課程に進学しています。
しかも進学先が東京理科大学の大学院ではなく他の大学院へ進学する学生が多い特徴があります。
特に東京大学大学院への進学者数は全国でも非常に多いのが特徴です。

東京理科大学薬学部は、現在東京理科大学の野田キャンパスにあります。
最寄り駅は東武野田線の運河駅となっており、東京都心だけでなく埼玉県や千葉県して栃木県からも通学できる場所にあります。

東京理科大学薬学部には薬学科と生命創薬科学科があります。
薬剤師国家試験を目指すならば薬学科に進学することになります。
東京理科大学の薬学科は定員80名となっており、薬学全般の幅広い知識と技能を身に付けることで、病院や薬局等の医療の現場で活躍することができる高度な問題を解決する能力とヒューマニティを持った薬剤師の育成を目指している大学です。

東京理科大学薬学部薬学科のカリキュラムは年次で異なっております。
薬学部薬学科の特徴としてはヒューマニズムと研究心に溢れている質の高い薬剤師を目指す人材を養成するための薬学専門教育を行っている学科です。
学びの特徴としては、徹底した基礎教育を行い、薬の作用に関して総合情報科学が中心となる薬学専門教育と充実した施設や医療機関と連携することで実践的な薬剤師の職能教育を実施している学科です。

薬学科のカリキュラムとしては、2年ごとに期間を大きく区切られており1年次と2年次では医療の薬楽や生命創薬科学科に共通している基礎科目の講義や実習を行います。

3年次から4年次にかけては医療薬学に関しては専門科目の講義や実習を行うとともに共用試験を受験します。
5年次では卒業研究や薬剤師の実務に関して実践的な講義や実務実習が行われ、6年次には卒業研究だけでなく最新の薬剤師業務に関する講義を行う学科です。

薬学科を卒業し学士を取得することで薬剤師国家試験を受験することになります。
その後大学院の博士課程に進むか薬剤師として就職するかの選択があります。

国家資格について

東京理科大学の薬学科を卒業すると薬剤師国家試験の受験資格を得ることができる学科です。
そのため多くの卒業生が薬剤師国家試験に受験することになります。

薬剤師国家試験は第100回目が行われ東京理科大学の学生も受験している試験です。
このときは127名が受験をしており95人が合格しております。
合格率は74.8%と平均合格率より非常に高い水準を維持している結果です。
また、以前の受験では新卒者は全員合格している結果も出しているので、非常に薬剤師国家試験対策に優れている大学だといえます。