明治薬科大学

特徴

明治薬科大学は、1949年に設置された大学で現在薬学部の薬学科6年制と生命創薬科学科4年制に分かれております。

生命創薬科学科は、研究職を目指して薬学を勉強するため大学院やいろんな期間と連携を図って主に研究体験が積めるカリキュラムを導入しており、大学院進学を視野にしています。
そのため1学年60人の少数精鋭教育を行っており、医薬品の研究開発に貢献できる人材を育成している学科です。

こちらの学科では2017年度入学生までは、一定の条件を満たすことで薬剤師国家試験の受験資格を取得することができますが、2018年度以降の入学生の場合にはこの経過措置が適用されないので、受験資格を食することができないです。

明治薬科大学の薬学科は薬剤師を養成するために教育する学科で、1番の目的となっているのが充実している臨床実習を経験することで、薬物治療のサポートができる薬剤師を育成することになります。
そのため薬剤師の資格を取得するために必要な勉強をこの6年の中で取得することができるカリキュラムです。

薬学科を卒業すると得られる受験資格が薬剤師国家試験と必要な単位を修得した場合には臨床検査技師国家試験の受験資格が得られるカリキュラムです。
その他にも卒業すると得られる資格や取得可能な資格が複数あり多くの資格を取得することで就職に有利になります。

薬学科で薬剤師国家試験の受験資格を得るための学習カリキュラムでは、1年目から教養科目以外にも薬学の基礎科目を勉強することになります。
1年から2年次10のカリキュラムのテーマが病気と薬を学ぶです。
3年から4年次前期までは医療と薬の科学を学ぶことと研究室や個別指導を行い共通試験を目指す勉強を行います。
4年次後期には実習前教育で共通試験を実施し、翌年から行う臨床科目の実務能力の習得度を評価することになります。

5年次前期までは、病院や薬局で5ヶ月の実習を行い国家試験受験資格に必須な経験を積む学習です。
5年次後期からは7コースの研修カリキュラムを6ヶ月行うことになります。
このカリキュラムを行うことで国家試験の受験資格に必要な実習期間より長い期間行うことで実践的な能力を身に付けることができます。
6年次は実習に基づく総合教育を行うことで国家試験に備える勉強です。

明治薬科大学の入試に関しては薬学科は、一般入試や公募推薦の募集を行っています。

ちなみに公募推薦とは…

国公私立大学・短大の大部分の学校で実施している、最も一般的な推薦入試。全国どこの高校からでも応募でき、受験者数が最も多い。
URL:公募・AO入試|志望理由の書き方|進路ナビ

公募推薦に比べ圧倒的に多いのが一般入試に合格して入学する学生です。
現役合格者とそれ以外の合格者の割合はあまり差がなく入試方法の選択により合格者数の数が大きく異なる傾向にあります。

国家資格受験について

明治薬科大学の薬学科では、薬剤師国家試験の受験資格を得ることができます。
明治薬科大学を卒業し受験した薬剤師国家試験の合格率は2015年度で363人が受験しており、合格者数が311人で合格率85.67%です。
全国平均よりもはるかに高い合格率となっており、新卒の学生の合格率が高い結果となっています。

この結果の特徴としては新制度導入してからの合格率が非常に高いということです。
そのため新卒で合格する人の割合が多く有利な傾向にあります。
また、合格者数が311名とこ合格率の高い大学よりも合格者数が多い特徴があります。