京都大学

大学と学部

京都大学は京都市左京区に本部を置く国立大学です。
創立は1869年で1897年に大学を設置しています。
京都大学は日本の中で2番目に創設された帝国大学が前身となっています。

建学の精神は、自由の学風となっており、京都大学の基本理念でも同じ自由の学風となっています。
日本の大学の中でも学部や研究科以外に京都大学は14の研究所と10などの研究センターを設置しています。
現在京都大学は10の学部と18の研究科がある大学です。

この京都大学には薬学部があり薬科学科の4年制と薬学科の6年制の2つが存在しています。
薬剤師国家試験を受験することを念頭にするならば薬学科の6年制に入学する必要があります。
京都大学薬学科は吉田キャンパスにあり京都市左京区です。

アクセスは京阪電車の鴨東線の神宮丸太町駅から徒歩8分、京都バス近衛通から徒歩4分の距離にあります。
京都市内の左京区にあり周辺には多くの観光名所があるため公共機関を利用するのに便利な場所にあるキャンパスです。

薬学科は、医薬品の適正な執行を目的として総合科学の中でも薬学の基礎と応用に関して知識と技術を学ぶことになります。
4年から6年次になると特別実習や病院および調剤薬局の実習が行われることになります。
薬学科は高度な薬剤師の養成を目指している学科です。

また、さらに広い視野を持つために専門的な知識を深めるとともに研究能力を養うことを希望する学生については、大学院に進学できる道があります。
大学院は4年制となっており博士課程です。

薬学部薬学科の教育は2つに分類することができます。
1回生から2回生に関しては共通科目を中心とした勉強と基礎的な専門教育の準備のための学習を履修することになります。
この2年では薬科学科と薬科学共通の勉強です。

3回生から6回生では専門科目の講義と実習を行います。
3回生では薬学の専門知識や実験技術を学ぶための専門的な教育科目を中心とした勉強を行います。
この学習では大学院の教育にも結びつく高度な専門知識を学ぶための研究基礎教育科目も一部が入ることになります。

4回生前期では、医療薬学分野の全体の研究領域について学ぶとともに4回生後期になると特別実習を行う勉強です。
特別実習に関しては6回生まで行われることになり希望する研究室に配属されて教員の指導や助言を受けながら医療薬学を中心とするいろんな領域の新しいテーマの研究を取り込むことになります。

国家試験について

京都大学薬学部薬学科を卒業すると薬剤師国家試験の受験資格が与えられます。
京都大学の薬剤師国家試験の受験では第100回に関しては新卒生が31人受験して27人合格しており、新卒生の合格率は87.10%です。

既卒生は18人が受験しており合格者数は8人です。
合格率は44.44%になります。
これらの総数では49人は受験しており合格者数が35人で、合格率は71.43%です。
この結果新卒生で受験する方が合格率が高いのが分かります。