北里大学

大学と学部について

北里大学は、日本の細菌学の父として知られている北里柴三郎が創立した北里研究所が北里大学を開設します。
医療系の大学として薬学部をはじめとする多くの医療系の学部を創設している大学です。
大学設立後まもなく開設している薬学部は、平成18年に薬学部薬学科6年制と薬科学科の4年制として増設されます。

北里大学の薬学部は、日本の臨床薬医学教育の草分けとしてよく知られており、現在は4つの大学付属病院と連携をすることで充実した教育環境を維持しています。
また、感染症治療の研究では、世界的に有名な北里柴三郎博士の娘伝統を受け継ぐ医療に貢献する基礎研究を行っている学部です。
こうした実績を背景として、確かな教育内容と研究所、さまざまな学部との協力体制を行っているのが北里大学の特徴です。

現在では高度な薬剤師の養成教育を行う臨床薬医学と医療の課題を解決するための基礎研究の充実を目指しています。
北里大学の薬学部の1年次については相模原キャンパスを利用することになります。
この相模原キャンパスのアクセスは小田急線急行相模大野駅から交通バスを利用し北里大学のバス停で下車をしてすぐの距離にあります。
またJR横浜駅を利用する場合には横浜線の快速を利用して相模原駅から交通バスを利用して北里大学で下車をしてすぐの距離です。

2年次以降になると都心の港区白金にある白金キャンパスで勉強することになります。
東京メトロ日比谷線広尾駅から徒歩10分、東京メトロ南北線または都営地下鉄三田線の白金高輪駅から徒歩10分の距離にあります。
都心にあるため交通の便に良い立地場所にあるキャンパスです。

薬学部では臨床の現場で活躍できる薬剤師を養成しています。
これは北里研究所病院内にあるモデルファーマシーを利用して模擬患者に参加してもらうことで患者さんとのコミュニケーションを実践的に学ぶことができます。
付属病院で病院実習を行うことで最先端医療を展開している4つの付属病院を中心に長期の病院実習を実施しています。
医療系4学部と2つの専修学校による合同チーム医療演習を実施することで薬剤師の役割を自覚できる経験を積むことができる学習です。

国家試験について

北里大学の薬学部薬学科を卒業することで薬剤師国家試験の受験資格を取得することができます。
北里大学の薬学部薬学科の学生が受験した第100回薬剤師国家試験では327人は受験しており252人は合格しています。
合格率は77.06%です。

合格率については平均合格率より高い合格率を維持しています。
それ以上に注目できるのが合格者の数です。
250人を超える合格者数は大変多い数の合格となり他の大学に比べても上位の合格者数といえます。
また、大学の偏差値と比較しても北里大学は高い合格率を維持している大学となり、薬剤師試験に合格しやすい私立大学といえます。