薬剤師にとって成功のキャリアとは

薬剤師の免許

薬剤師の免許を取得してこれから職業にこれからつくという人、
すでに薬学部を卒業して薬剤師の免許も取得している人など。
すでに何年かキャリアを積んできているという人に
キャリアについて一度考えてみてほしいと思います。
学生の方はこれからどんなキャリアを積んでいきたいかという視点でとらえ、
すでに何年かキャリアを積んできている人に関して。
これは、自分自身を振り返ることを中心に、これからどんな自分であるために
どんなことをすべきなのかということを具体的なところまで落とし込むまでの
作業を終了させることを目標としたいと思います。

現代の日本において少し前に流行った言葉に「勝ち組」何に勝っているのかわからないですが…
とか「負け組」とかいう言葉があります。
実際に、企業に関しても個人に関しても、右肩上がりの成長が止まった日本経済においては、
色々な意味で格差がある社会となっています。
就職一つとっても、この不況の中で内定を何社も勝ち取る学生は一握りしかいないというものの
実際にいるのに対して、全く内定をえることができずに就職浪人をしてしまうような学生もいます。
企業もどんどん事業を拡大して新しい分野にまで進出している会社もあれば、
先行きが不透明になり、利益も落ち込み、
最終的には事業をたたまなければいけなくなってしまった会社もあります。
キャリアも同様に考えますし自分のキャリアというのは自分で作っていくものなのですが、
勝ち組と負け組というものが存在するのは確かです。
もちろん、「勝ち」とか「負け」にこだわらない生き方もすばらしいのです。

でも、この世の中の荒波を渡っていくためには、
ある程度勝ちのある生き方で生きたほうが生きやすい世の中であることは確かだと思います。
勝ち負けにこだわらないという方、そんなキャリアに対して
勝ち負けという概念を持つこと自体がナンセンスだという方もいるかと思います。
それに、その価値観ももちろん大切な一つの価値観だと私も思います。

私のキャリア

しかし、一度、私のキャリアに対する考え方についても耳を傾けていただけると嬉しいと思います。
では、どんなキャリアを「勝ち」としてどんなキャリアを「負け」とするのか。
それは二つの観点から言うことができますし主観的な見方と客観的な見方です。
自分がその仕事をいいと思えるかという点と、
他人から自分のやっている仕事を評価してもらえているかという点がポイントになります。
どんなに他人から評価されている仕事であったとしても、
自分自身が満足のいく仕事でなければ、仕事が味気ないものになってしまいます。
また、一方で自分が満足のいく仕事をしているからこそ、他人に評価をしてほしい。

もしされないのでれば、評価してもらえる場所を探す
すなわち転職ということも視野にいれるのも一つだと思います。
今の職場では評価されていなくても、他の職場であれば認めてもらえる可能性もあります。
自分も周りからも評価に値するキャリアが勝ち組キャリアなのかなと厳しいようですが、
私は考えるのです。