効率的な就職活動 学校のキャリアセンターの活用

効率的な就職活動

忙しい薬学生が効果的な就職活動をするいくつかの方法を紹介したいと思います。
まず、最初に学校のキャリアセンターの活用という方法があります。
これが一番身近な方法になりますので、まず何から始めていいか分からないという学生さんは、
自分の通っている学校のキャリアセンターを訪ねてみましょう。
最近はキャリアセンターという名称であったりすることが多いのですが、
就職相談をしてくれる部署が必ず学校にはあるはずです。

具体的に、このキャリアセンターでは何をしてくれるかというと、
まずは個別相談を受けることができます。
自分が何をしたらいいのか分からない、どういった道があるのか知りたい、
いつから就職活動をしたらいいのか分からない。
何が分からないのかすら分からないといった様々な問題に対して色々と助言をしてくれます。
学校によってはインターネット上で相談室の予約ができたりこのキャリアセンターの仕組み自体も
どんどん進化していますので、
できるだけ効率的にできる方法を選んで活用するようにしましょう。

自分が書いた履歴書に自信がなかったら添削もしてくれますし、
面接にのぞむ前に気をつけることを聞くだけでもかなり参考になるかと思います。
このキャリアセンターで相談にのってくれる職員の方というのは、
その大学で就職担当をしているために斡旋している企業の情報をたくさん持っているだけでなく、
卒業生から得た生の情報も持っています。

また、キャリアコンサルタント、キャリアカウンセラーという資格を所持している方も
たくさんいますので、自分の悩みを相談する中で進路が決まってくるという人もたくさんいます。
まずは、この個別相談を予約して今現在の悩みについて相談するのがいいかと思います。
それと同時に学校が開催してくれる様々な就職活動に関するセミナーに
参加するようにしましょう。

企業の採用担当者

企業の採用担当者が企業が採用する基準を教えてくれたり、
求める人材像について話してくれたりするような講話もあります。
また、マナーや服装といった基本事項から面接対策までしてくれる
就職活動特有のスキルに関するセミナーもあります。
それと一度出席しておくと一通り就職活動について理解を示すことができるので、
一回くらいは出席するのが望ましいかと思います。

また、大学によっては、他学科でキャリア構築論、
キャリアデザイン学という講義をしている場合もあります。
社会学、経済学や一般教養の中で行っている場合もありますので、
学部をまたいでの講義の受講ができるのであれば出席してみるのもいいかと思います。

また、キャリアセンターは情報が沢山つまっていて宝箱のようです。
卒業生の就職先から内定に至るまでのアドバイス、
薬学部の場合には産学連携センターと連携している企業もあります。
その企業から直接就職につながる交流をもっていたりする大学もあるのです。

今まで自分の講義や実験をする棟と食堂くらいしか学校で活用してこなかったという
学生の方は今すぐにでも学校のキャリアセンターをたずねてみてください。
1年次よりキャリアについては考えることも必要ですので、
自分から進んで活動するようにしましょう。