岐阜薬科大学

大学と学部について

岐阜薬科大学は、岐阜県岐阜市にある公立大学で1932年に創立された大学になります。
大学設置が1949年で薬学部のみで構成されている大学です。

当初は製造薬学科と厚生薬学科の2学科となっていましたが、薬学部6年制導入により卒業すれば薬剤師国家試験の受験資格を得ることができる6年制薬学科の入学定員100名と研究者の育成のための薬化学科4年制の入学定員40名に再編成されています。
現在では、6年生の薬学科を卒業しなければ薬剤師国家試験の受験資格を得ることができないです。

設立当初から薬学が設置されており薬剤師を養成する大学です。
大学院が設置されており薬学研究科で薬科学専攻の修士課程、博士課程があり薬学専攻では博士課程が取得できる大学院です。
薬学科では3年生までは三田洞キャンパスを利用しておりキャンパスの隣には高等学校が隣接しています。

4回生以上と大学院は本部キャンパスで勉強することになり、本部キャンパスは岐阜大学の医学部の敷地内にあるキャンパスです。
どちらも岐阜駅からはバスを利用することになり本部キャンパスでは岐阜大学病院のバス停から徒歩5分三田洞キャンパスは岐阜駅からは、バスを利用し岐阜薬大で下車をすることになります。

岐阜薬科大学の特色としては医薬品や創薬の専門的な知識を習得して、社会の貢献ができる力を身に付ける目的です。
人と環境にやさしい薬学を薬学の基本理念として教育が研究を行っています。
薬学科では、高度な医療に対応するための医薬品の専門的な知識を習得します。
チーム医療に貢献できる薬剤師を目指す学科です。

薬学の基礎から高度な最先端の専門的知識や技術そして臨床現場に必要である技能や対応を幅広く学ぶことができる学科です。
また、中期日程入学試験を採用しているため、地方の公立大学では珍しく岐阜県出身の学生よりも北海道から沖縄までの幅広い地域から学生が集まる大学です。

岐阜薬科大学では部活の活動が活発でサークルが存在しておらず総て文化系と体育系の部活ばかりです。
この部活所属率は学生のおよそ90%に達しております。

国家試験について

岐阜薬科大学の薬学科を卒業すると薬剤師国家試験の受験資格を取得することができます。
岐阜薬科大学の学生が受験した薬剤師国家試験の第100回の試験では106人が受験しており合格者数が83人です。
岐阜薬科大学の薬剤師国家試験の合格率は78.3%となっており、同回数の薬剤師国家試験の合格率よりも高い合格率となっています。

入学定員が薬学6年制の改正よりも少ないため、合格者数が少ないですが、高い合格率を維持していることで全国から入学する大学になります。
年次の違いにより勉強するキャンパスが異なりますが、高い合格率は大変魅力的いです。